SDでもMFでも新人賞チェックはしたのでファミ通文庫でもやらないとね。

第九回えんため大賞小説部門優秀賞受賞作。中二病なのは読む前からわかってた。受賞作のタイトル見たときからわかってた。まぁ、そんな話です。

突出して良いところも悪いところもなく、とりたてて斬新な設定もなく、ライトノベルらしいライトノベルだった。ゆえに凡作。ただファミ通文庫としては珍しいカラーだなとは思ったね。でも凡作。
どっかで見たことあるな感が強すぎて、作者が本来持ってるであろうクセが消されている印象を受ける。それとも中二病が持ち味なのか。
続編を考えた場合学園パートがあった方が物語の選択肢は増えるだろうけど、今回に限って言えば冗長さを感じさせる要因のひとつになっている。不必要な登場人物を増やすのはあまり良い案とはいえない。

ファミ通文庫は新人賞の生き残りがかなり厳しめな気がするので、まぁ、その、なんだ、頑張れ。売り上げ見るかぎり(新人組では現状最下位)ほんと厳しめだとは思うけどね。

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次回は優秀賞「千の剣の舞う空に」。今夜バイト中に読みます。