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20090428 /一迅社文庫を振り返る/
一迅社文庫読み終わった。1年間で41冊発売されたようだ。その全てを買い、読んだ。これはなかなか偉業のような気がする。そしてなんで俺はこんなことをしてしまったのだろうか……。やっぱり最初に7冊全部買いしたのが発端なんだろうなあ。
で、41冊全部まとめて感想書こうかしら?とか考えたけどあまりにも面倒くさいし、ろくに内容覚えてないものもあると思うのでやめました。あえて偉業を重ねることもあるまいて。

それでもせめて面白かったもの三作品くらいは挙げておく。どれも全く毛色の違う話だが、それぞれの持ち味があって面白かった。

・ANGEL+DIVE
・黒水村
・星図詠のリーナ

ANGEL+DIVEはシリーズ続行中でこの先どう物語が転んでいくのか全く予想がつかず、それも含めて続刊が楽しみな作品。
一転して黒水村はホラー小説。不気味な怪村に連れてこられた学生達が異常に巻き込まれていく展開が面白い。ライトノベルではホラーが少ないので貴重な作品。つまり売れ線じゃないってことなんだけど、やっぱり売れなかった。作者は新作用意してるっぽいので期待。
富士見ファンタジア文庫で大賞を受賞した川口士による正統派ファンタジー、星図詠のリーナ。ものすごく地味だったが面白い。思わず「富士見でやれ」と言いたくなるほど地味なファンタジー。「測量姫っ!」とかいうタイトルじゃなくて良かったね。

と、上記の三作品を見てわかるように、いまだにレーベルカラーが不明瞭。敢えてあてはめるなら「なんか富士見ミステリー文庫っぽい」。……これはちょっとソフトな表現かな。もうちょっと売れ線らしい(あざとさ全開の)ボーイミーツガール学園異能モノを出しても良いと思う。今のラインナップはなんだか編集の個人的な好みが出過ぎていて、市場、というか読者の視線を無視しているんだよなあ。作家についてもエロゲのライターを引っ張ってくるのは一体どこに需要があるのかわからん。特に2008年9月の布陣は地雷の上でタップダンス状態。ただし早矢塚かつや、西村悠、川口士を引っ張ってきたのはGJ。
今年は多分新人賞が始まるだろうので、その選考において「一迅社文庫らしさ」を提示してくれることを願う。

あとアイリスの話になっちゃうけど、早くルクレリの新刊出せや。
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