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ダメ人間「織戸真」が
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20070429 /バニラ―A sweet partner/
日曜感想。

なんという百合表紙。絶対にバッドエンド確定ktkrだよね。さらにガンアクションだとは思わん。その辺は「黄色い花の紅」と一緒かな。表紙買いすると銃解禁の日本に面食らうかも。

この作品唯一の良心、元川と中谷いてこその話。脇役なんだけど、元川一人称のパートとケイ一人称のが半々だから裏主人公といえなくもない。あんまり役に立ってないけど、こいつらの青臭さはそんじょそこらの女子高生を軽く凌駕するぜ。

銃器に関する蘊蓄はそこそこ。話の流れを妨げない程度か。ベレッタ90-twoをググってたらデザインがジウジアーロで9パラ吹いた。今座ってるBaronチェアもジウジアーロです。ほぉー、VWの初代ゴルフ、ランボルギーニミウラもそうなんか。さらにnikonF3〜とかまさしくインダストリアルデザインの巨匠じゃないか。じゃあ次はシド・ミードよろしくガンダムのデザインだ。

話が逸れた。ともかく前半の印象がちょっと弱い気がする。これはたぶん二人がタカミライフルを入手した初期設定に問題がある。物語が始まるとすでに3人以上殺している状態なので、普通(?)の女子高生が銃を持って人を殺していることに説得力がない。結局好き嫌いで人間を射殺してるんだけどね。もしライフルを入手する以前から描写されていればまた印象が違ったのではないかと思う。でもそうすると構成が一本調子で演出もしづらくなるかなぁ。

前作の方が面白かったかなというのが結論。SAT対百合女子高生も爽快ではあったけど、無敵社長の暴れっぷりには負ける。それでも前作を読んだなら読むしかないでしょう。ガチで百合で女子高生でスナイパー。読むしかないでしょう。

工藤商会の面々がちょこちょこ出てきてにんまり。次回作では元川と中谷も出してあげてください。ケイとナオは無理だろうけど。
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