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20070506 /クリスマス上等。/
シリーズ3作目まで読んでの感想。

クリスマス上等。

クリスマス上等。

メディアファクトリー

折角だから俺はこの赤い槍ヶ岳を選ぶぜ!
ゆかり?
「古都ゆかり上等(なんてくそくらえ)。」!!

ある事情からどうしても「ご都合主義」といわざるをえない展開なのだが、「ある事情」なんだからしょうがない。むしろそのご都合主義に目が止まらないくらいのスピード感と熱気が「上等。」シリーズの醍醐味なのではないでしょうか。
主人公が天才的な戦闘能力を有していようが、そんなものは些細なことなのです。テロリストにも爆弾にも戦車にも立ち向かえる熱血、気合いと根性こそが主人公の条件なのだから。

まぁでも正直な話、3作目の「ホワイトデー上等。」あたりまで来ると「どうせ槍ヶ岳が裏で手引いてるんだろ?」なんて邪推してしまって純粋に無茶っぷりを楽しめなくなってくる。もちろん主人公五十嵐鉄平が五十嵐鉄平であることには変わりないのだが、必死こいて走り回る姿を見ても、踊らされてる感、空回り感を抱いてしまう。
槍ヶ岳の万能感も見ていて素敵なのは間違いないが、それを上回る敵役が出てこない限り、上記の印象は致命的に蓄積されてしまうだろう。
読者の期待を徹底的に裏切る展開こそ、今後の「上等。」シリーズに必要なものなのである。

というわけで早く読み進めなきゃいけません(><)
実はマンネリになる心配なぞほとんどしてないんだけどな。
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